腰痛で関連の強い筋肉が脊柱起立筋とその奥にある多裂筋です。全体的にまず表層の脊柱起立筋の筋緊張をとり、次に深部の多裂筋を緩め、痺れのでている部分部分でしっかりと緩めていきます。

AKA（関節運動学的アプローチ）を使って腰椎の動き、関節の動きを取り戻します。腰椎が硬いと神経の出入り口が狭くなり筋肉の緊張を誘発します。関節のモビライゼーション（ストレッチ）をしていき柔らかくしなる関節をつくっていきます。

腰痛が強いと痛みをかばい股関節（お尻周辺）の筋緊張が出てきます。特に臀筋部の緊張が強くなると坐骨神経を圧迫して痺れがでてきます。ヘルニアの随伴症状ででやすい症状であるため表層と深層の臀筋群を緩めていきます。

臀筋部のさらに奥にある筋肉です。この筋肉も坐骨神経痛の影響を受けやすいです。深部のため手では触れられないため特殊な梨状筋メソッドを使い緩めていき神経の圧迫を取り除きます。

当院の電圧治療は痛みが出ているところだけではなく、その原因を探し治療します。なぜかというと痛いところ＝悪いところでないことも多いからです。また症状に応じてボルト数、Ｈｚ数をかえていきます。例えば神経過敏なところ炎症をおこしているところは神経の興奮を抑えて鎮静させるようにＨｚを調整します。また筋肉、関節の動きが悪くなっている部分、血流が悪いところは筋ポンプの動きを活性化させ血流を改善させるように流していきます。肉離れ、打撲などの内出血などはリンパ液の循環を良くして細胞の活性化、再生をはかるようにプログラムします。患者さまによって症状は様々なのでそれに沿った治療ができるのは低周波治療器との大きな違いです。